最近は、ドラマなどでおばあさん役の増えてきた田中裕子さん。
若い頃は、「樹氷」のCMなどで色気があってかわいい女優として人気がありました。
今回は田中裕子さんについて、学歴、弟、おしん、沢田研二さんとの結婚と子供などについて調べました。
目次
田中裕子さんのプロフィール
・生年月日 1955年4月29日
・出身地 大阪府
・血液型 B型
・澤田 裕子(ひろこ)
学歴
出身は大阪ですが、中学2年生からは札幌に引っ越したため、札幌市立向陵中学校に通っていました。
高校は、札幌西高等学校に進学しています。
札幌西高等学校は、偏差値68なので、かなり優秀な高校ですね♪
田中さんは、高校の頃は「あまり目立たない無口な子」だったそうです。
でも、一方で、ここぞというときにビシっと言う強さがあったそうです。
なんとなく今と変わらないですよね。
卒業後は、北海道にある藤女子短期大学に進学しますが中退し、明治大学の演劇科に入学します。
女優デビュー
明治大学在学中の1978年に文学座に入り、翌年にNHKのテレビ小説「マー姉ちゃん」でデビューします。
田中裕子さんはサザエさんの作者・長谷川町子さんがモデルの「マチ子」役でした。
マー姉ちゃんは長谷川町子さんのお姉さん・まり子さんを描いたストーリーなので、主役は「マリ子」役の熊谷真実さんでした。
田中裕子さんの弟
「田中」という苗字のタレントさんは多く、誰が誰とが兄弟なのか勘違いしている人が多いようです。
正解は俳優の「田中隆三」さんです。
ドラマ「相棒」15から益子桑栄役を演じています。
田中裕子さんとは、2歳離れているそうです。
田中裕子さんの主な出演作品
デビュー後、すぐに主役クラスの役を数多く務め、その演技力は誰もが認めるところでしょう。
そんな田中裕子さんの出演作品の一部を紹介します。
ドラマ「おしん」
1983年に放送された連続テレビ小説「おしん」では、16歳から45歳までの主人公・おしんを演じました。
この番組の視聴率は、平均で52.6%、最高視聴率が62.9%と、今の時代ではあり得ない高視聴率を獲得しました。
これだけでも驚きですが、世界68各国で放送され、遠く離れたイランやメキシコでは、なんと80%超の視聴率だったそうです!
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田中さんの演技も素晴らしく、共演者の高森和子さんは、
「おしん役の田中裕子さんの熱のこもった演技に、いびる立場でありながらあまりにかわいそうで思わず涙したこともあった。」
と話していました。
田中裕子さんは!おしんが超絶かわいいから!!
おしんを!!観て!!
女手一つでのし上がっていくおしんはマジでハンパなくかっこよくてかわいいから!!!!— うおとら@手をつなごう (@bfishtiger) 2018年2月26日
「おしん」はU-NEXTで視聴できます。
ドラマ「まれ」
2015年3月のNHK朝ドラ「まれ」にフミさん役で出演しました。
朝ドラは、2004年の「わかば」以来11年ぶりの出演になりました。
田中泯さんとの夫婦役で、本当の夫婦のような息の合った演技が面白かったです。
ドラマ「Mother」
2010年に放送されたドラマ「Mother」では、娘を捨てた母親・葉菜を演じました。
娘役の松雪泰子さんと孫にあたる芦田愛菜さんとの関係を熱くなりすぎず、サラリと演じています。
第1話から泣けます!
ドラマ「mother」に田中裕子さんの「素敵ね」という台詞がある。肯定感と慈愛に満ちたその声色に魅了され、たった一言でもそんな風に言って貰えたらどんなに嬉しいかと心底思ったものだ。数年が経ち自ら親になった今、私も子どもによく言っている。あんな風に素敵に言えたら良いのにな。#田中裕子
— むむ (@grumpy_cloud13) 2018年3月6日
ドラマ「Woman」
2013年に放送された「Woman」では、満島ひかりさんが演じる「シングルマザー・青柳小春」の母・植杉紗千を演じました。
シングルマザーと、その母親のこじれた関係を見事に演じ、「怪優」の域に達したと言われました。
田中裕子さんの凄さがよく分かる作品です。
この3日間で、一気にみたドラマ。
綿谷りささん原作「夢を与える」
坂元裕二さん脚本の 「Woman 」
もう、時間をみつけて、
夢中でみてしまいました。特に「Woman」は 田中裕子さんのお芝居に
息をのんでました。
今更だけど…一気にファンになってしまった。
田中さんの作品、色々みてみたい pic.twitter.com/L10eFTdKCh— taraB(タラビー) (@05_btara) 2018年1月21日
ドラマ「anone」
2018年1月から放送されたドラマ「anone」に林田亜乃音役で出演しました。
「Mother」「Woman」と同じ脚本家の坂元裕二さん、演出の水田伸生さんが手掛ける作品です。
ドラマはまず主役が誰かを決めるのですが、番組プロデューサーは
「田中さんと誰を組み合わせるかを常に考えている」
と、話しているくらい、田中裕子さんありきの作品です。
広瀬すずさんと田中さんは、親子以上に歳が離れていて、楽屋で二人きりになると、ほとんど話をしないそう。
「普通の19歳の女優であれば、普通は気を使って話しかけようとしそうなものですが、すずちゃんは平気。
そして裕子さんもそれで平気なんです。
たまにボソボソっとしゃべるぐらいで……。
それが分かると、親子みたいに見える不思議な関係ですね。
自然体というのでしょうか」
と、変に気を遣わない、親子のような、おばあちゃんと孫のような関係のようです。
「anone」はHuluで視聴できます。
映画「男はつらいよ」
1982年に公開された映画「男はつらいよ 花も嵐も寅次郎」ではマドンナ螢子役で出演しました。
後に結婚する沢田研二さんとは、この映画で知り合いました。
映画の最後にシーンで、寅さんが沢田研二さんに
「やっぱり二枚目はいいな、嫉妬しちゃうよ」
って言うセリフが妙に記憶に残っています。
CM「樹氷」
若いころに出演した「サントリー樹氷シリーズ」のCMで色気のあるかわいい女優としても知られるようになりました。
このCMで「大人の色気」という言葉の意味を知った人が多かったそうです♪
小学生の時、樹氷(焼酎ね)のCMの田中裕子さんに骨抜きになったわ。そりゃジュリーも惚れる!と思ったよ。あのタコのグラスが欲しくて、父親に激推ししてたわ樹氷。
— おでん子 (@Oden_Den) 2017年1月20日
田中裕子さんの結婚
田中裕子さんの旦那さんは沢田研二さんです。
沢田研二さんの元嫁と子供
沢田研二さんは、グループサウンズ「タイガース」を解散した後、ソロ歌手として活躍していました。
1975年に双子の歌手「ザ・ピーナッツ」の伊藤エミさんと結婚していました。
二人には1979年に生まれた息子さん一人(かずと)さんがいます。
略奪愛
しかし、1982年に「男はつらいよ 花も嵐も寅次郎」で田中さんと沢田さんは共演し、交際を始めたようです。
1983年ごろから沢田さんは田中裕子さんのマンションに入り浸るようになります。
田中さんも「必ず彼と一緒になる」と宣言し、二人の関係を公の場でも話すようになりました。
伊藤エミさんは断固として、離婚を拒否していましたが、1986年8月に沢田さんが家を飛び出し、1987年に正式に離婚が成立しました。
その離婚の慰謝料は18億1800万円と言われています。
ファン離れ
多額の慰謝料に追い打ちをかけるように、この騒動で沢田さんのファン離れが進み、二人のテレビ出演なども激減しました。
田中さんも文学座を退団し、二人が結婚できたのは、離婚から約3年後のことでした。
再共演
寅さんの2年後の1985年に映画「カポネ大いに泣く」で、二人は再度共演しました。
この映画の記者会見では、田中裕子さんは「不倫」、沢田研二さんは「不倫と2ヶ月前に起こした交通事故」を突っ込まれたくないので、ピリピリした雰囲気でした。
田中裕子さんは不機嫌な表情、沢田研二さんは狸寝入りをしていました(笑)
結婚式
二人の結婚には様々な障害がありましたが、1989年に出雲大社で結婚式を挙げました。
披露宴では
「私は沢田さんという大好きな神様に会えたことを感謝します」
と、田中さんの日記が読み上げられたそうです。
現在の様子
結婚後、二人でCM出演したこともありましたが、現在はどうなっているでしょう。
沢田さんと伊藤エミさんの間にはお子さんが一人いますが、田中裕子さんと沢田さんとの間には子供はいません。
横浜市内の自宅周辺では、夫婦の姿がよく見られていた。
「朝おふたりで散歩されたり、ジュリーさんが外出する時は必ず田中さんがお見送りに出てきます。
逆に田中さんが出かける時も、ジュリーさんが玄関まで出てきてね。
本当に仲良し。
ふたりで中華街に行くことも多いです。お子さんがいないからか、夫婦の時間が多いんですね。
ジュリーさんは家事も率先して手伝う方で、ゴミ出しは彼の仕事です。
太っちゃったから、彼だと気づかない人もいるけど(笑い)」(近隣住人)
行きつけのそば店でも、夫婦はいつも一緒。
「ジュリーは、まぁよく飲むんですわ。
ホタルイカの干物をつまみに日本酒をきゅーっと。
田中さんはそんなジュリーを隣でニコニコと見ている。
円満夫婦だなぁと感心します」(常連客)
と、今でも仲の良い夫婦だそうです♪