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数多くの映画、ドラマに出演する田中邦衛さん。

 

2018年現在までの出演ドラマを年表式にまとめました。

 

俳優としてだけでなく、人間味あふれる素晴らしい人柄が見えてきました。



 

※連ドラ主体で、全ての出演作品は網羅しきれていません。

※誕生日を考慮していないので学年や年齢は若干のズレがあります。

誕生からデビューまで

1932年11月23日、岐阜県土岐市で7人兄弟の4番目に生まれました

 

不良だった中学時代

実家は美濃焼の「菊千堂」という10年以上続く窯元で、割と裕福な暮らしだったようです。

 

1945年に中学に入学。中学校時代はタバコを吸ったり、父親の財布からお金を盗んでいました

 

成績も200人中196番と悪く、ちょっと手を付けられないくらいの不良でした。

 

当時から顔は老けていて、あだ名は「オバア」でした(笑)

 

全寮制の高校

 

1948年、16歳になると父親の命令で、道徳教育に厳しい千葉県の「麗澤(れいたく)高等学校」に入れられます。

 

高校と短大の5年間はずっと全寮制の4人部屋で、

「最初は鑑別所に入れられたような感じでしたよ。

 

あと何日したら家に帰れるかって、そればっかり考えていましたよ」

と、話していました。

 

初体験

 

高校2年生の時に、上級生に東京の亀有の遊郭に連れて行ってもらい、初体験します

「その女性は、東北出身の二十五か六の人だったけど、とてもやさしくてね、いい人だったなあ。

 

二か月ほどしてまた出かけたら、もういなかった

 

寂しかったなあ」

と顔を赤くしながら話していました。

 



大学

 

1951年にエスカレーター式に麗澤短期大学の英語科に進みました。

 

在学中に俳優座養成所の試験を受け、1次試験は通りましたが、2次試験でダメ。

 

翌年も受けますが、再度不合格でした。

 

1953年3月に麗澤短期大学を卒業し、岐阜県に戻ります。

 

教員

 

岐阜県に帰ると、小学校の時の先生に頼まれて、代用教員になります。

 

代用教員とは、教師の資格を持たない臨時の教師です。

 

「黒板に発音記号なんか書いてると、生徒に“先生、間違えてるよ”っていわれるんです。

 

そうすると、オレ、“悪い、悪い”ってすぐにあやまっちゃう。

 

権威のない先生だったなあ」

と、教師もダメってことで、もう一度、俳優座養成所を受験します。

 

俳優座

 

3度めの試験では見事合格することが出来ました。

「あとで聞いたら、三回も受けるというのも、これも一種の才能だからって、合格にしてくれたらしいんすよ。

 

オレなんか、受かるわけ、ないすよ」

と本人は謙遜して話していました。

 

ただ、合格したと言うだけで、無収入の状態でした。

 

二畳の部屋を借りて、

朝は一〇円のコッペパン

 

昼と夜は四〇円で飯とサンマの開き定食。」

こんな食生活が3年間続きました。

 



1961年?結婚

 

1961年、29歳の時に加山雄三の若大将シリーズの映画「大学の若大将」にキザでイヤミな「青大将」として出演します。

 

 

ちょうどこの頃に、俳優座の同級生の女の子の家でご飯を御馳走になります。

 

そのときに、よそよそしそうな妹の康子さんがいて、

ミシンを踏んだり、夕方の買い物に出かけたりするのを見て、いいなあって思ってたんです

 

平凡なところに惚れたのかな

と、のろけていました。

 

結婚2ヶ月前からその家に住み着いた後、結婚しました。

 

結婚した年を調べたのですが、よく分かりませんでした。

 

1964年に長女の淳子さんが誕生しました。淳子さんは後にNHKのニューヨーク支局長を務め、2016年から「国際報道2016」のキャスターを務めました

田中邦衛さんには、二人の娘さんが居ますが、次女・千恵子さんは一般人なので、情報は公開されていないようです。

 

1966年のドラマ

34歳。

「若者たち」フジテレビ

 

両親を失い、貧しくとも懸命に生きる佐藤家の5人兄弟を描いた青春ドラマ

 

個性的な兄弟なので、よく取っ組み合いの喧嘩になりますが、それが生き生きと描かれていて、ジーンと熱くなります。

 

学歴コンプレックス、自殺未遂、収入格差など、現代にも通じる深いテーマを扱い、今見ても面白いです。

 

放送開始当初は視聴率が悪かったのですが徐々に上昇し、後に映画化され、リメイクもされました。

田中邦衛さんは石の門のある家に憧れる、ちょっと情けない長男・佐藤太郎を演じました。

 

言葉がうまく出せず、つい手をだしてしまうキャラクターは田中邦衛さんにぴったりでした。

 

学生運動全盛の頃で、ドラマ外で田中邦衛さんは

「監督が指向してるあたりに、バカヤロー! という感じがあるわけですね。

 

綺麗事ぬかしやがって、こいつに負けるかって、それだけでやったみたいな番組ですから(笑)」

と話しており、喧嘩のシーン等では、演技ではない部分も見せていたんじゃないかと思います。

 

 

 

1971年のドラマ

39歳。

「浮世絵 女ねずみ小僧」フジテレビ

 

女ねずみ小僧・お京(小川真由美)と男ねずみ留吉(田中邦衛)が悪に立ち向かう時代劇。

 

二人の掛け合いが面白いです。

 

ねずみ小僧だけあって田中邦衛さんのアクションもありますが、1秒も出てこない回もあります(涙)

 

1975年のドラマ

43歳。

「長崎犯科帳」日本テレビ

長崎奉行の平松忠四郎(萬屋錦之介)は悪徳商人からのワイロを平気で受け取る、酒好きで女好きなダメ奉行

 

だが、それは仮の姿で、蘭学医の木暮良順(田中邦衛)らと悪人を始末する「闇奉行」が本当の姿でした。

 

 

田中邦衛さんがメスを手裏剣のように投げて相手を倒すところがカッコいいです♪

 

1977年

45歳。

「華麗なる刑事」フジテレビ

 

若くてイケメンでロサンゼルス帰りの刑事・高村一平(草刈正雄)と、鹿児島出身で44歳独身の熱血刑事・南郷五郎(田中邦衛)がコンビの刑事ドラマ。

 

で、草刈さんがカッコつけて、邦衛さんがドジな刑事になるのかと思いきや、実は逆で、邦衛さんのアクションやスピード感に惚れ直すドラマです。

 

 

このドラマでは田中邦衛さんは酒豪の役でしたが、実際は全然飲めないんだそうです。

 

 

「あにき」TBS

 

東京の下町で働く鳶職の頭を務める神山栄次(高倉健)は、妹のかい(大原麗子)や周囲の人間から「あにき」と頼りにされています。

 

慕われるが故に弱さを見せれない苦悩と、兄妹愛を描いたドラマ。脚本は倉本聰さんです。

 

高倉健さんが出演した連続ドラマはこの「あにき」だけで、健さんも「思い入れのある作品」と話していました。

 

田中邦衛さんは、神山組の営業で、おっちょこちょいだけど頼りになる中沢金太郎を演じています。

 

 



1978年

46歳。

「大空港」フジテレビ

 

新東京国際空港の「空港特捜部」が空港近辺で発生した事件を解決する刑事ドラマ。

 

空港という特殊な設定上、殉職の多いドラマで、田中邦衛さんは15話からの出演でした。

 

部長の加賀弘之(鶴田浩二)と同じ部署で働いたことがあり、加賀に見込まれて特捜部に配属された熱血派刑事・薮下行男を演じました。

 

 

1981年

49歳。

「北の国から」フジテレビ

 

2002年「遺言」まで21年間続いた「北の国から」は、この年に始まりました。

 

東京のガソリンスタンドで働いていた黒板五郎(田中邦衛)が、妻・令子(いしだあゆみ)の不倫が原因で、子ども二人を連れて故郷の富良野に帰るところから物語は始まります。

 

 

五郎と小学4年生の純(吉岡秀隆)と小学2年生の蛍(中嶋朋子)の親子三人が北海道の大自然のなかで逞しく生活していく姿が共感を呼びました。

 

放送開始時の視聴率は1桁でしたが、次第に上昇していき、全24話の最終回は20%以上にもなりました♪

 

 

五郎役には田中邦衛さん以外に高倉健さん・緒形拳さん・菅原文太さんなどの候補者がいたそうです。

 

最終的に「情けなさそうな父親」ということで脚本の倉本聰さんが決めたそうです。

 

 

 

1983年

51歳。

「北の国から'83 冬」

 

連続ドラマが1982年3月に終了し、その1年後の話です。

 

五郎さんは、純の同級生・正吉のお母さんの連帯保証人になって700万円の借金を背負ってしまいます

 

田舎の大自然と暮らすことと、お金という現実社会の厳しさの両立の難しさを描いています。

 

北海道出身の中島みゆきさんの挿入歌「異国」が泣けてきます。

 

 

 

1984年

52歳。

「北の国から'84 夏」

 

自分の失敗を隠そうとする息子の純。

 

「昔の父さんならもっと自分でやった。」と純に痛いところを突かれる五郎さん。

 

失敗の責任から逃げようとしたり、無かったことのように誤魔化す人間の弱さを描いた回でした。

 

最後のラーメン店でのシーンは号泣してしまいました。

 

 

 

1986年

54歳。

「ライスカレー」フジテレビ

 

元野球部の3人の親友、ケン(時任三郎)、アキラ(陣内孝則)、ブンタ(布施博)がカナダでライスカレー屋を始めようとする先輩にカナダに来るよう誘われるます。

 

紆余曲折を経ながら、夢に向かって成長していく姿を描いた倉本聰脚本のドラマ

 

田中邦衛さんは居酒屋の向坂信吉を演じ、ライスカレー屋を目指す三人の後押しをします。

 

 

ライスカレーについて熱く講釈を垂れるシーンが忘れられません♪

 

1987年

55歳。

「北の国から'87 初恋」

 

前回から三年経ち、純は中学3年生になりました。

 

大里れい(横山めぐみ)に恋した純は、れいと一緒の東京の高校へ行こうと考え始めます

 

 

しかし、五郎さんにはなかなか言い出せず・・・

 

思春期の子供とうまく付き合えない父親を田中邦衛さんが見事に演じます。

 

最後に「泥のついた1万円札」で全てを語るのがズルいです(涙)

 

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1989年

57歳。

「北の国から'89 帰郷」

 

純は東京に行った後、手紙も出さず、髪を染め、職を転々としていました

 

バイクを乗り回し、傷害事件も起こしてしまいます。

 

それでも富良野に帰ってきた純に優しく接する五郎さん。

 

 

一方、蛍は看護師の勉強をする中、勇次(緒形直人)に恋をします。

 

恋をする娘にもトコトン優しい五郎さんに涙腺がゆるみっぱなしです><

 

 

 

1991年

59歳。

「岡っ引どぶ」フジテレビ

 

元は武士だった岡っ引のどぶ。

 

江戸の長屋でぐうたら生活をしていますが、正義感が強く、鋭い推理力で悪人たちをやっつけます。

 

樹木希林さん演じるお仙との掛け合いが最高に面白いです!あれはアドリブだったんでしょうか。

 

 

 



1992年

60歳。

「北の国から'92 巣立ち」

 

純も蛍も家を出ていき、犬相手に独り言を言い、子どもたちの帰ってくるのを楽しみに待っています

 

 

蛍は恋の真っ只中。離れた地に住み、富良野の駅に降りながらも家に帰れない蛍の気持ちが痛いほど伝わってきます。

 

一方、純はトロ子(裕木奈江)を堕胎させてしまいますカボチャのシーンは、あまりにも有名になりました。

 

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1993年

61歳。映画「学校」で第17回日本アカデミー賞最優秀助演男優賞を受賞。

「大家族主義」フジテレビ

 

これは「ビートたけしのつくり方」内で放送された三谷幸喜脚本のコメディータッチのミニドラマです。

 

大家族の大黒柱・堀切伝二郎を田中邦衛さんが演じました。

ドラマと言うよりもコントのような展開でアドリブがいっぱい入っていました。

 

田中邦衛さんが楽しそうに演じ、「北の国から」とは違った魅力を味わえます。

 

田中邦衛さんは俳優について

存在感が濃いというよりも、存在を非常に薄くしていきたい

と語っており、本当は重厚な俳優よりも喜劇役者になりたかったそうです。

 

このドラマは心の底から楽しんで演じていたのではないでしょうか。

 



1995年

63歳。

「北の国から'95 秘密」

 

純は、れいとギクシャクし別れてしまった後、小沼シュウ(宮沢りえ)と出会います。

 

シュウは五郎さんとも仲良くなりますが、秘密にしていることが

 

 

一方、蛍は43歳の医師と不倫の末に駆け落ちしてしまいます。

 

そんな蛍に語りかける五郎さんの優しさと顔のシワが泣かせます。

 

1998年

66歳。翌1999年に紫綬褒章を受章。

「北の国から'98 時代」

 

不倫して駆け落ちした蛍は富良野に帰ってきますが、身ごもっていることが分かります。

 

草太の提案をきっかけに蛍は正吉と結婚することになり、五郎さんに報告します。

 

驚きから喜びに変わっていく五郎さんの表情に胸が痛くなります。

 

純は、恋人のシュウが実家に急に帰ってしまいました

 

同じ頃、草太(岩城滉一)は科学の力で農地開拓をし、純にも手伝うように誘います。

 

が、草太のやり方に納得できない純は手伝うのを断り、その結果・・・。

 

 

2000年

68歳。

「合い言葉は勇気」フジテレビ

自然豊かな富増村に「フナムシ開発」が産業廃棄物処理場の建設を計画します。

 

計画に反対する村長の犬塚守孝(田中邦衛)は役場の職員・大山忠志(香取慎吾)と弁護士を探しに東京へ行きます

 

偶然、弁護士役の演技の練習をしていた俳優の暁 仁太郎(役所広司)を本物の弁護士と間違えてしまうところから物語が始まるコメディ作品です。

 

 

「大家族主義」に続く三谷幸喜作品へ出演です。

 

さらに翌2001年にも三谷映画「みんなの家」に出演しています。

 

 

2002年

70歳。

「北の国から2002 遺言」

 

蛍の子供は「快」と名付けられ、孫と遊ぶことが五郎さんの一番の楽しみになりました。

草太から農場を引き継いだ純と正吉ですが、経営は破綻し借金を背負って富良野を離れます。

 

そんな中、五郎は死について考えるようになり、遺言を書き始めます

 

 

最終回だということは分かっていたので、ただただハッピーエンドを願いながら見た回でした。

 

 

2004年

72歳。2006年に 旭日小綬章を受章

「新選組!」NHK

 

三谷幸喜さん脚本の大河ドラマ「新選組!」に近藤周斎役で出演しました。

 

斬ったり斬られたりする中で、大往生する役でしたが、最後に言い忘れたことがあって生き返るのが笑わせてくれました♪

 

 

また、クールな土方歳三を演じる山本耕史さんが、突然、田中邦衛さんのモノマネをぶっこむシーンもあって、愛されているのが分かります。

 

 

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2008年

76歳。

「鯨とメダカ」フジテレビ

 

75歳になるまで仕事一筋だった二宮茂(田中邦衛)は、社内のクーデターで社長の座を追われてしまいます

 

生きがいを無くした二宮茂 は、マナーの悪い男子高校生を注意する中学生の今井サチコ(志田未来)に出会います。

 

75歳の老人と15歳の女の子の友情を描いた心温まるドラマ。

 

このドラマは「北の国から」以来、5年8ヶ月ぶりの主演ドラマでした。

 



2009年

77歳。

「黒部の太陽」フジテレビ

 

戦後復興期の黒部ダム建設に関わる人達の様々な人間模様を描いたドラマ。

 

フジテレビ開局50周年記念のドラマなので、キャストがすごく豪勢です。

 

田中邦衛さんは、用地買収される地主役で出演しました。

 

出番は少なかったですが、クスっと笑える場面もありました♪

 

 

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2018年現在

 

2018年現在、「黒部の太陽」が田中邦衛さんの最後のドラマとなっています。

 

そして2010年に映画「最後の忠臣蔵」が最後の出演作品になっています。

 

もし、叶うならもう一度元気な姿を見たいです。

 

 

2012年、8月6日に「北の国から」で共演した俳優の地井武男さんのお別れの会に参列し、

 

「おいら、何度言われても信じられないよ。

 

去年の暮れに来てくれたけど、あれは別れに来たのか?

 

3ヶ月前の4月に電話をくれたな。

 

手紙もくれた。

 

会いたいよ、地井にい、会いたいよ!」

と、語りかけたのが、公の場に表した最後の姿になっています。

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

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